私たちは令和2年2月に開催された長岡造形大学のファッションショーの様子を収めたアーカイブ冊子を出版しました。目的としては、ショーに参加した方々に形のある思い出として残してもらうこと、次年度のショーへ向けて広報の一部として使用することです。
ショーの直後に、スタッフ数名の間で冊子を制作しようという話になり、打ち合わせに入りました。写真が得意な学生が撮った、ショーの際の綺麗な写真がたくさんあり、出来るだけ大きく、全作品を載せたいということでB5版の38ページの冊子を制作しました。
なるべくたくさんの人に手に取ってもらうために、販売ではなく配布をしたいと考え、校友会に助成をお願いすることにしました。
できた冊子は、去年のスタッフの方々へお渡ししたほか、学内や、ショーに興味がありそうな人が集まりそうなお店へ設置しました。また、今年度のショーの宣伝で活用してもらう予定です。
お店へ設置のお願いをしにまわっていた時、地域の人はショーの存在を意外と知らないことがわかりました。そして、興味も示してくださいました。
私たちがこの冊子を作ろうという気持ちになったのは、ファッションに一生懸命向き合っていた学生たちや、ショーに感動したからです。学生たちが作り上げるファッションショーの魅力を、学内、そして地域の方々にも知っていただき、興味を持ってもらえるきっかけになれば幸いです。
Nagaoka Institute of Design FSアーカイブ編集チーム