視覚作品集制作 令和4年度第2期

視覚デザイン学科の卒業研究作品をまとめた作品集の制作を行いました。本活動は今回で4年目(4冊目)になります。昨年4月から約1年かけて、総勢14名の3、4年生の手によって自身の課題や研究の合間に本作品集を完成させました。

今年度のコンセプトは【鉱物(こうぶつ)】です。作品を創り続けた4年間を、鉱物を掘り起こし、削り、磨いていく過程に見立て、その果てに生み出される宝石=作品を載せた図鑑をモチーフとして制作しました。そして、【「鉱物」は掘り起こし、削り、磨きを重ねることで光り輝く。4年間学んだ知識と経験で、卒業生たちの探究心は磨かれ輝いている。】という考えを主軸にデザインを創り上げていきました。

ご支援いただいた助成金は作品集の印刷費に充てさせて頂きました。鉱物らしさや輝きなどをどのように表現するかという課題を、デザインはもちろん印刷方法や紙質にも工夫を凝らし、納得する一冊に仕上げました。

また今年度は新しい取り組みとして、予約購入サイトの制作と告知ポスターの校内掲示を行いました。その結果、例年を大きく超える数の学生に作品集を頒布することができました。このことは、視覚デザイン学科の歴史を後輩たちに紡ぎ伝えていくという本作品集の趣旨が達成できたということに他ならず、達成感を持って本活動を終了できたと感じています。

長岡造形大学視覚デザイン学科
2022年度卒業研究作品集制作委員会