部屋を模した空間における作品展示とオンライン配信

視覚デザイン科3年生5人によるアートユニットDiver art worksが新たな展示形態の提案を行いました。具体的には学内に作品を展示、そしてその様子を長岡芸術工事中というオンラインアートイベント内で配信しました。
コロナウイルスが猛威を振るう現在、自主的な作品展示を行う機会もなかなか取れなくなってしまいました。そこで、この状況でも自分たちの作品を多くの人たちに見てもらうにはどうしたらいいのかを考え、このオンライン配信という形をとって発表しました。
11月にはダイバー@ホームというダイバーの暮らす部屋を模した展示空間を大学内に自分たちで制作し、そこにそれぞれの作品を展示しました。配信もその展示空間内で行いました。また、配信は作品紹介だけでなく、公開制作を行うことで見ている人たちにもリアルタイムの動きを楽しんでもらえるよう努力しました。また、2月にはコスモサンシャインビルの一室から公開制作をお届けしました。こちらはグラフィカルなお寿司を制作するというもので、徐々に作品が完成していく過程を楽しんでいただけたと思います。
こういった状況の中でもできることがあるという想いが少しでも伝われば幸いです。

Diver Art Works

長岡造形大学水流理事長より謝辞

今般の新型コロナウイルス感染症の影響で本学の前期授業が遠隔授業形式となったことに伴い、インターネット環境の整備などに役立ててもらおうと、長岡造形大学は5月、「修学環境整備支援金」として在籍生に対して一律5万円を給付しました。

その際、学生支援の一環として校友会から大学に寄付を行ったことから、このたび長岡造形大学の水流理事長、馬場学長、河村副理事長より謝辞を受けました。木村会長は「役員間でも何か支援したいとの声があった。今回、このような形でスピーディーに支援に協力できて大変良かった。」と伝えました

左から河村副理事長、馬場学長、木村校友会会長、水流理事長=26日、長岡造形大学理事長室

 

校友会から在学生に支援を決めました。

新型コロナウイルス感染症の影響が拡大する、4月下旬に校友会役員より、在学生支援についての提案がありました。5月に校友会役員会を実施し、校友会から在学生全員にひとり1万円の助成を決めました。助成金は大学に寄付し、大学からの助成金と合わせて学生に給付される予定です。

「ファッションショーsongline」の開催

◇令和元年度 学生活動助成金2期採用

団体名:ファッションショー songline実行班
実績:「ファッションショーSong line」の開催
日時:2020年2月2日(日)14:30~15:30
場所:長岡造形大学第三アトリエ棟1Fデッサン室

 

 プロダクトデザイン学科テキスタイル・ファッションデザインコースに所属する4年生3人が中心となり、ファッションショーを企画、開催しました。

 今回は、音楽隊の生演奏とともにファッションの楽しさを体感するショーを企画致しました。ポスター・DM等の掲示(設置)を学校等周辺施設にお願いしたり、大学周辺地域の回覧板にチラシを入れさせていただいたりして宣伝活動を行いました。

音楽隊には軽音楽部、吹奏楽部、ダンスサークルのアカペラチームから有志を募り、ショー当日まで練習を重ねて参りました。オープニング・エンディングムービーの製作やポスター、DM、パンフレットの制作においても他学科の有志の学生に協力して頂きました。モデルやヘアメイクのスタッフ4月ごろからファッションコースの学生でスカウトを学内で行いました。

 ショー当日は音響照明にて学外から有限会社AXIS様の多大なご協力を賜りました。村上先生には制作指導、吉川先生にはショービジュアルのご指導を頂き、作品と広報の力をより効果的に発揮することができました。

 過去最多の約280名の方々にご来場いただきました。協力してくれた学生たちや、ご来場いただいた方々の記憶に残るショーとなっていたならば幸いです。

視覚デザイン学科卒業研究作品をまとめた作品集

◇令和元年度 学生活動助成金2期採用

視覚デザイン学科4年生の有志が主体となって、第23期視覚デザイン学科の学生の卒業研究作品をまとめた作品集の制作を行いました。先生方や協賛してくださった企業のおかげで私たちが理想とする作品集が完成しました。学生自らの手で作品集を作り上げたことはこれから社会へと旅立っていく私たちにとって得がたい経験であり、これからの創作活動の糧となりました。

コメドコBOOKSの制作

◇令和元年度 学生活動助成金1期採用

視覚デザイン学科の池田研究室の学生が主体となって運営するブックレーベル「コメドコBOOKS」の6年間の活動を1冊にまとめました。冊子にまとめたこれまでの活動をもとに、今後さらに活動の幅を広げていけるようにメンバー一同邁進していきたいです。

 

自作イヤホン・ヘッドホンコンペへの参加

◇令和元年度 学生活動助成金1期採用

実績:自作のイヤホン・ヘッドホンコンペへの参加
日時:令和元年11月2~3日
場所:東京都の中野サンプラザ

令和元年11月2~3日に東京都の中野サンプラザで開催されたフジヤエービック と FOSTER Alliance Programによるイヤホン・ヘッドホンの自作コンテストに出品し、作品を展示していただきました。イヤホン・ヘッドホンを自作(DIY)し、競い合うもので、プロも数名参加しておりハイレベルでした。ただ入賞を競い合うだけではなく、参加者同士の技術面における交流も大きな目的でした。イヤホン自作というのは非常にニッチな界隈のため、ネットや書籍などの情報もかなり少ない中、情報交換の場はとてもありがたかったです。

昨年春から半年間の製作期間を経て、イヤホン2点とヘッドホン1点を応募しました。参加者同士のコミュニティで得られた情報を試作で活かしたり、長岡造形大学のプロトタイピングルームの3Dプリンターやレーザーカッターを使用したりしながら、試行錯誤を重ねました。イヤホン2点とヘッドホン1点を出品し、結果としては落選でしたが、ヘッドホンは入賞まであと一歩だったと授賞式終了後に審査員の方に伺いました。そして、今回のもう一つの参加目的であるイヤホン・ヘッドホンの制作における経験値や見地を増やすことは無事達成できたので、とてもいい経験になりました。技術をさらにレベルアップさせ、来年度の第二回は入賞を狙いたいです。

「ファッションショーQualia on Blue」の開催

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◇平成30年度第2期助成金採用

団体名:プロダクトデザイン学科テキスタイル・ファッションデザインコース
実績:「ファッションショーQualia on Blue」の開催
日時:2019年2月3日(日)14:30~15:30
場所:長岡造形大学大講義室

プロダクトデザイン学科テキスタイル・ファッションデザインコース村上研究室に所属する4年生3人が中心となり、ファッションショーを企画、開催しました。今回は、いつもお世話になっている地域の方々や家族、友人、先生方や在学生に気軽にご来場いただけるよう長岡造形大学大講義室を会場に設定しました。また、ポスター・DM等の掲示(設置)を学校等周辺施設にお願いしたり、大学周辺地域の回覧板にチラシを入れさせていただいたりして宣伝活動を行いました。

オープニング・エンディングムービーの製作やポスター、DM、パンフレットの製作を映像サークルや視覚デザイン学科の学生に協力してもらいました。卒業研究作品の他にコンセプト衣装を製作し、ショーの世界観を表現しました。モデルやヘアメイクも学生が担当しました。舞台美術では学外からAXIS様、カンコー様の多大なご協力を賜りました。川越先生、村上先生、山本先生、斉藤先生にご指導いただき、作品を効果的に演出することができました。

大学生版の学習発表会を行いたいと発案したファッションショーでしたが、予想を超えて約230名の方々にご来場いただきました。協力してくれた学生たちや、ご来場いただいた方々の心にほんの少しでも響くものがあったなら幸いです。

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「なまいきいき展」(作品展示&ワークショップ)

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平成30年度第1期助成金採用
団体名:ぽんこつ
内容:「なまいきいき展」(作品展示&ワークショップ)
日時:2018年8月11日(土)~8月19日(日)
場所:長野県佐久市望月の旧望月保育園

 

長野県佐久市望月にある旧望月保育園でポスターや写真等の作品展示を行いました。また、展示施設と榊祭りにて消しゴムハンコを使ったオリジナルトートバッグつくりのワークショップを行いました。これらの活動は地元の方々とのコミュニケーションをとるよいきっかけになりました。さらに夏休み期間中であったため、それを利用して望月中学校と望月小学校の黒板ジャックを行い、夏休み明けのサプライズとしました。他の中学校の方から「来年は自分の学校に来てほしい。」とうれしい声も聞くことができました。

助成金を受けることで、作品点数を増やしたり、地域の方々と触れ合うワークショップを開催することができました。

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「森」をテーマとしたグループ展覧会

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平成30年度第1期助成金採用
団体名:ミックスナッツ
内容:「森」をテーマとしたグループ展覧会
日時:2018年6月23日(土)~7月2日(月)
場所:プリン長岡(1F~3F)

 

2017年9月に実施した展覧会に引き続き、新たにメンバーを編成し、「森」展を開催しました。「森」をコンセプトに、メンバーそれぞれが制作、展示を行いました。また、新たな取り組みとしてDM制作から展開した写真・映像作品も併せて制作、展示を行いました。

今回は会場として、長岡駅に近く、大手通に面した「プリン長岡」を使用させていただきました。学生だけでなく、通りがかった地域住民の方々にもご覧いただき、普段はあまり関わることのない方々と交流を持てたことは大きな成果であったと感じました。今後もこのような機会を積極的につくり、活動していきたいと考えています。

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